災害から命を守るために、「身近にどのような危険があるのか」をよく知り、「いざというとき」にどのように行動するのか、できるだけ具体的に考え、あらかじめ決めておくことが大切です。
「命のパスポート」を活用し、警戒レベルに応じた行動をとることにより、あなたの命を守ります。
「命のパスポート」の印刷データをダウンロードし、A4サイズで両面印刷(印刷設定:短辺を綴じる)しましょう。【第3版】
ハザードマップ等で自宅に危険がある災害にチェックを入れましょう。また、どれくらい浸水するか記入しましょう。ハザードマップは市役所や各支所、下記リンクのインターネットで確認することができます。
姫路市Webマップ
洪水・土砂災害・高潮・津波ハザードマップの確認方法
各ハザードマップの例示位置として英賀保駅周辺を示しています
気象情報等の入手先を確認しましょう。
避難場所として、姫路市は「指定緊急避難場所」に学校や公民館等を指定しています。
指定緊急避難場所は、災害によって適・不適があります。ハザードマップ等で適・不適を確認し、洪水や土砂災害等で避難する場所を記入しましょう。
また、必ず「指定緊急避難場所」に避難しなければいけない、というわけではありません。自治会や自主防災会が開設する一時避難場所、近隣にある親類・知人の家が安全な場所にある場合、その建物も避難場所の候補となります。
避難に関する基本的な考え方
災害から避難する行動には、「立退き避難」と「屋内安全確保」があります。原則、浸水想定区域内や土砂災害警戒区域内に居住している人は、区域外に立退き避難してください。夜間や急激な降雨、浸水などにより立退き避難することが危険な緊急の場合、屋内安全確保を行いましょう。
警戒レベルごとに避難行動を確認しましょう。
避難行動には時間がかかります。自らの命を守るために、あらかじめ避難行動を決めておくことが重要です。立ち退き避難をする場合には、避難場所までの移動時間、避難行動開始のタイミングを考えておく必要があります。
そのため、警戒レベルに応じた避難するタイミングを記入しましょう。高齢者や障害のある方等、避難に時間を要する方は、警戒レベル3(避難準備・高齢者等避難開始)で避難しましょう。それ以外の方は、警戒レベル4(避難勧告)で避難しましょう。
記入例
地震時に必要な対応を確認しましょう。また、津波の危険性や避難場所等を記入しましょう。
津波ハザードマップで自宅が浸水する深さを確認しましょう。津波浸水想定区域内にいる人は区域外へ避難するようにしましょう。
一時避難場所は、災害時に危険を一時的に回避する場所または集団を形成する場所で、自治会、自主防災会が選定する施設や空地等です。地震や津波の時に一時的に避難する場所を確認しましょう。
地震等で自宅に生活できない場合、中長期的に避難所で生活する必要があります。
市指定避難所を確認しましょう。
家族防災会議で取り決めた、災害時における家族の連絡方法・緊急連絡先を記入しましょう。
避難する際の非常時持出品をチェックしましょう。
避難場所までの避難方法や避難経路上の危険箇所を記入しましょう。
経路上に危険箇所がある場合、迂回ルートを考え、平時から避難経路の危険性を確認しましょう。
また、要配慮者の方など避難する際に気にかける人を記入しましょう。
危険箇所の例
周囲の確認手順部分を切り取ってください。
下記のとおりに折りたたみましょう。
作成した「命のパスポート」を財布などに入れておき、「いざというとき」に確認しましょう。
また、スマートフォン等で「命のパスポート」を撮影して、保存しておきましょう。
姫路市役所政策局危機管理室
住所: 〒670-0940 姫路市三左衛門堀西の町3番地 防災センター5階
電話番号: 079-223-9594 ファクス番号: 079-223-9541
電話番号のかけ間違いにご注意ください!