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特集

戦う。楽しむ。姫路でスポーツ

競技、趣味、個人、団体、見る、戦う。スポーツの楽しみ方は人それぞれですが、スポーツには多くの人を感動させる力があります。今回、姫路市や播磨地域を拠点に戦いながら、スポーツを通じて地域との触れ合いや次世代の育成などに取り組んでいる二つのチームをご紹介。皆さんに、姫路でスポーツを楽しむことの魅力をお伝えします。

スポーツ推進室・電話079-221-2796

ヴィクトリーナ姫路の選手の集合写真とプレー中の写真

ヴィクトリーナ姫路

ヴィクトリーナ姫路のチームロゴとバレーボール

日本初のプロバレーボールチームとして、平成28年3月に設立。リーグへの参戦、さらにその先のVプレミアリーグ制覇を目指すとともに、生涯を通して楽しめるスポーツとして、バレーボールの普及や次世代の育成などに取り組んでいます。スローガンは「姫路から世界へ」。世界で活躍する選手の誕生に期待です。

ヴィクトリーナ姫路基本情報

ヴィクトリーナ姫路のスローガン、姫路から世界へ

設立 平成28年3月
本拠地 姫路市
練習場 ウインク体育館
日本バレーボール協会(JVA)登録 435017352
登録選手 13人(平成29年9月末時点)
運営母体 株式会社姫路ヴィクトリーナ
ヴィクトリーナ姫路のホームページ(外部リンク)

オフィシャルキャラクター、シラサギの妖精「ヴィック」と勝利を目指す女の子「リーナ」

オフィシャルキャラクター
シラサギの妖精「ヴィック」と勝利を目指す女の子「リーナ」


ASハリマアルビオンの集合写真とプレー中の写真

ASハリマアルビオン

ASハリマアルビオンのチームロゴとサッカーボール

平成24年12月に設立した女子サッカーチーム。なでしこリーグ1部昇格を目指すとともに、サッカーを通じて、地域社会の活性化や次世代を担う青少年の育成、指導者の育成などに取り組んでいます。スローガン「ONE ALBION」の下、アルビオンに関わるすべての人が一つになって播磨地域を盛り上げていきます。

ASハリマアルビオン基本情報

ASハリマアルビオンのスローガン

設立 平成24年12月
本拠地 播磨地域
練習場 香寺総合公園、球技スポーツセンター
ホームスタジアム ウインク陸上競技場、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場、三木総合防災公園陸上競技場
リーグ なでしこリーグ2部
登録選手 34人(平成29年9月末時点)
運営母体 ASハリマアルビオン株式会社
ASハリマアルビオンのホームページ(外部リンク)


両チームの経営者、監督、選手にお話を聞きました。それぞれのチームの現状や魅力をお伝えします。

ヴィクトリーナ姫路のチームロゴ

ヴィクトリーナ姫路ゼネラルマネージャー・眞鍋政義さんの写真 ゼネラルマネージャー
眞鍋 政義さん

姫路市出身。全日本女子代表監督としてロンドン五輪で日本に28年ぶりのメダルをもたらす

ヴィクトリーナ姫路監督・竹下佳江さんの写真 監督
竹下 佳江さん

ロンドン五輪銅メダリストで元全日本代表セッター。平成25年に現役を引退。平成28年6月に監督に就任

ヴィクトリーナ姫路キャプテン・河合由貴選手の写真 キャプテン(セッター)
河合 由貴選手

元全日本代表で北京五輪に出場。JTマーヴェラスを退社し引退したが、平成28年にプロとして現役復帰

プロチームを姫路で

ヴィクトリーナ姫路は、日本初のプロバレーボールチームです。世界のプロフェッショナルと戦い抜くためには、日本のチームもプロ化は避けられないとの思いで、あえて名乗りを上げたと眞鍋ゼネラルマネージャー(GM)は言います。
出身地である姫路は、Vリーグの試合があるといつも満席になるくらいバレーボールへの情熱があり、競技人口も全国的に見ても多いそう。「プロチームを作るなら姫路で。そして姫路から世界へ」。この眞鍋GMの熱い思いに応えたのが竹下さんです。幾度となく断っていた監督へのオファーを昨年6月に受諾。ゼロから始まるチームの指揮を執ることになりました。

「姫路から世界へ」その高い目標への感触は

「今はそのレベルではない」と竹下監督。やりがいよりも、ゼロからチームを作り、勝つことの厳しさを実感していると言います。今はチームの力を見極め、リーグ参戦した時に結果を残せる土台作りに励みます。
河合選手もその厳しさを、平成29年9月に出場した近畿6人制バレーボール総合女子選手権大会での初戦敗退という結果で実感したそう。プロとは結果を残すことが求められる世界だと感じています。

子供たちの目標として

「強くなってこそ、応援されると思う。結果を残すことでチームの認知度を上げ、子供たちに夢や希望を与えられる選手、チームになれれば」と、竹下監督は力強く語ってくれました。

一戦一戦、全力で勝利を目指す選手たち。平成29年7月から開催している「森永乳業杯ツアーオブバレーボール」では生徒たちとの交流、技術指導も 左からヴィクトリーナ姫路の選手たちが生徒にバレーボールの指導をしている、ヴィクトリーナ姫路の試合の写真
Victorina Co.,Ltd Photo by ism (上写真3枚)

ASハリマアルビオンのチームロゴ

ASハリマアルビオン代表取締役社長・岸田直美さんの写真 代表取締役社長
岸田 直美さん

元舞台音楽の作曲家。子どもミュージカル劇団FUNKYキッズ主宰。平成28年に代表取締役社長に就任

ASハリマアルビオン監督・田渕啓二さんの写真 監督
田渕 啓二さん

INAC神戸レオネッサの初代監督、姫路日ノ本短期大学の監督を経て、平成25年に監督に就任

左からASハリマアルビオン 清水あかね選手・武田祐季選手・千葉園子選手の写真 清水 あかね選手(ミッドフィールダー)、
武田 裕季選手(ミッドフィールダー)、
千葉 園子選手(フォワード)
(左から)
清水選手と武田選手は、練習場である球技スポーツセンターで働きながら選手として活動。千葉選手は、日本女子代表でオリンピック強化指定選手。物流会社に勤務

地域密着型の愛されるチーム

ASハリマアルビオンは、地域に根差した地元に愛されるチームを目指して平成24年に発足。昨年には一般社団法人から株式会社になりました。ほとんどの選手が平日は播磨地域の会社で働いており、中には、主婦の選手もいます。

アルビオンの魅力

田渕監督によると、試合での選手の気持ちの入ったプレーが魅力の一つだそう。選手の気迫が観客にも伝わります。また、ホームゲームでは、少しでも観客動員数を増やして、チームと地域を盛り上げようと、岸田社長自ら「じゃんけん大会」や「ハーフタイムショー」などを実施。チーム・サポーター・関わるすべての人が一つになる、まさに「ONE ALBION」を目指しています。

1部昇格を目指して

現在、チーム一丸となり、なでしこリーグ1部昇格を目標にまい進しています。しかし、「現状では力不足です」と田渕監督。「選手には、もっと勝つことへの貪欲さと向上心を持って戦ってほしい」と。千葉選手・武田選手・清水選手は、「ホームゲームでの負けが、何よりも悔しくてつらい」と言います。ボールを止める、蹴るの基本動作をもっと磨けば、まだまだチームは強くなれるはずと日々練習を重ねています。

全力プレーと市民との近さがアルビオンの魅力。世界遺産姫路城マラソンでは、アルビオンの選手が姫路市内外のランナーと共に、城下町を駆け抜けます 左からASハリマアルビオンの試合、ASハリマアルビオンの選手が子供たちと触れ合っている、ASハリマアルビオンの選手が世界遺産姫路城マラソンで走っている写真

next generation

次世代のスーパーガール

播磨高校女子サッカー部の練習中の写真

ASハリマアルビオンは、女子サッカーの裾野を広げ、地元出身の選手を育成するために、播磨高校とパートナーシップ協定を結び、平成29年4月に発足したばかりの女子サッカー部の指導を行っています。 世界で活躍できる選手を姫路、播磨地域から。その実現のため、次世代の育成に取り組んでいます。


播磨高校女子サッカー部

播磨高校女子サッカー部の集合写真 田渕総監督、鶴岡監督の下、平成29年4月から始動し、平成29年4月にアルビオンの下部組織チーム(U−18)として日本サッカー協会に登録。5人までに限られますが、部活動と並行して、なでしこリーグの公式戦にも出場できます。


播磨高校女子サッカー部キャプテン・吉岡こころさんの写真創部1年目のフレッシュでガッツあふれるメンバーで全国大会出場を目指しています。前へのプレスの速さがチームの売り。ぜひ試合を見に来て応援してください
キャプテン 吉岡 こころさん


second career

次の人生

斎藤愛さんが勤務する保育園で園児たちと触れ合っている写真

支え続けてくれた皆さんに・・・感謝

ASハリマアルビオンの選手として活躍し、平成28年12月に引退された齋藤さんと、今季で引退予定の村川さんに、現役引退後の第二の人生についてお話を伺いました。


斎藤愛さんと村川紗貴さんの写真
村川 紗貴さん(右)
齋藤 愛さん(左)

引退を決意したきっかけは?
齋藤 もともと保育士として働きながら選手活動をしていましたが、両立が難しくなり、保育所にもチームにもこれ以上迷惑を掛けられないと思って。
村川 私は2年半前の試合中のけがですね。一度は復帰しましたが、再びけが。体の限界を感じました。
これからの新しい生活は?
齋藤 サッカー選手と同じく、中学生の時からの夢であった保育士として、姫路で子供たちの笑顔を見守り続けていきます。
村川 ネイルアーティストの資格取得に向け猛勉強中。これまでお世話になった姫路で働きたいです。
現役選手やお世話になった人たちに一言
齋藤 今という時間は返ってこないし、やって意味がないことなんてない。満足できる人生を送ってほしい。
村川 けがをしても私を信じてチームに置いてもらえたことは大きな支えでした。ありがとうございました。

引退後も地域で

「選手にとっては、引退後の生活の方がはるかに長いです。選手が望む人生を歩めるよう、できる限りサポートしてやりたい。その後、姫路・播磨地域で暮らしてくれれば、その人自体が地域の財産になるので」と岸田社長。選手も大切な地域の一員です。

皆で地域を元気に

河合選手は、ヴィクトリーナの特長の一つを、姫路市民やサポーターとの距離だと言います。「多くの方の支援でプレーできているので、プロとしてファンを大切にし、身近な存在でありたい」と。千葉選手も「身近で応援してくれる人がいることが、どんな苦境にあっても大きな力になる」と語ります。スポーツを通して地域の人と交流したいという思いが伝わりますね。
頑張る選手を後押しするのは、皆さんの熱い声援です。両チームがより一層活躍できるよう、今後も全力で応援しましょう。
また、姫路市内ではこの他にも、さまざまなスポーツ活動を行っています。スポーツを楽しみ、スポーツを愛する皆さんがつながって、一緒に「スポーツ都市・ひめじ」を盛り上げましょう。

次世代の育成

次世代の育成。その理念は、両チームともに掲げています。バレーボール・サッカー共に人気のスポーツで、姫路市では、幼少の頃から触れ合うことができ、中学校では部活動も盛んです。しかし、高校では、全国の有名な強豪校に優秀な人材が流出してしまっているという現実があります。

姫路・播磨で育てる

両チームでは、小学生・中学生を対象とした指導教室を開催したり、姫路市のイベントなどに選手を派遣したりして、スポーツの普及と人材の育成に取り組んでいます。
アルビオンでは、播磨高校と協定を締結し、高校生の指導を開始。受け皿を確保することで、姫路・播磨地域で、小学校から社会人まで一貫して選手が活動できる環境の整備を進めています。

これぞ姫路のチームに

眞鍋GMと田渕監督が共に「チームメンバーの半分が姫路・播磨地域の子になれば」と言われていました。その実現には、何十年もかかるかもしれませんが、姫路・播磨から世界で活躍する選手が誕生するとうれしいですね。

地域でスポーツ、生涯スポーツ!

姫路市では、誰もが気軽にスポーツに関わりを持てる生涯スポーツ社会の実現を目指し、心と体のバランスの取れた健康な体づくりの普及、啓発を図っています。

スポーツクラブ21

各小学校を主な拠点として、住民が自主的に活動する多種目・多世代参加型の会員制のスポーツクラブ。クラブを越えて相互交流を図るグラウンドゴルフの全市大会なども。

地域スポーツ振興事業

地域住民の誰もが参加できる健康づくりやスポーツコミュニティー活動を各校区のスポーツクラブ21に委託し、地域スポーツの振興を図っています。

学校体育施設の開放

地域に密着した体育施設として、姫路市民にスポーツ活動の場を提供するために、小学校の運動場や屋内運動場などを開放。一部の中学校では運動場の夜間開放(冬季を除く)も。

選手たちがピンクリボン運動に参加

ピンクリボン運動(姫路城ピンクライトアップ)に参加しているヴィクトリーナ姫路とASハリマアルビオンの選手の写真

平成29年10月に開催した姫路城ピンクライトアップでは、点灯セレモニーにヴィクトリーナとアルビオンの選手が登場し、乳がん検診の大切さを訴えました。


姫路市民参加でイベントを盛り上げ

世界遺産姫路城マラソンで使った横断幕の写真

姫路市では、姫路市民と共に平成30年2月に開催予定の「世界遺産姫路城マラソン2018」を盛り上げるため、姫路市内の保育所から大学までに呼び掛け、全国から集まるランナーを応援する横断幕や三角旗などの作成を依頼。大会当日、声援と共にランナーを後押しします。


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