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秋季特別展示「アプリケと暮らしの美 - 宮脇晴・綾子・檀親子展」


 姫路市書写の里・美術工芸館は宮脇晴(はる)・綾子(あやこ)の次男宮脇檀(まゆみ)が設計し平成6年7月に開館しました。書写山の麓にあり寺院の伽藍をイメージしたユニークな建築物でもあります。 本特別展は宮脇檀没後20年にあたる今秋に、アプリケ作家の母である綾子作品を中心に洋画家の父晴の絵画や、檀の建築作品の写真や図面などを展示し、親子の功績を紹介するものです。

秋季特別展示「アプリケと暮らしの美 - 宮脇晴・綾子・檀親子展」
会期/平成30年(2018年)10月27日()〜12月24日(月・祝
会場/展示室A上・B・C・企画展示室
主催/姫路市書写の里・美術工芸館、神戸新聞社
後援/サンテレビジョン、ラジオ関西
協力/豊田市美術館、宮脇檀建築研究室
企画/公益財団法人 姫路市文化国際交流財団
(姫路市文化国際交流財団設立30年特別企画)

※11月17日(土)・18日()は「関西文化の日」に協賛し、入館無料です。

作家略歴

(1) 宮脇晴(みやわき・はる 1902-85)

名古屋に生まれ、洋画家として大正から昭和にかけて活躍した。岸田劉生(1891-1929)らの写実的な描写に大きな影響を受ける。高等学校教諭、講師等を続けながら生涯、家族や身近な日常生活の光景を名古屋で描き続けた。

(2) 宮脇綾子(みやわき・あやこ 1905-95)

東京(田端)に生まれ、1927年に宮脇晴と結婚を機に名古屋市に在住。終戦を迎えた昭和20年頃より、3児の母でもあった綾子は、玄関に掛けてあったエジプト製の壁掛けを見てアプリケ(布置刺繍)を思い立つ。藍染の木綿や絣などを素材として台所の野菜や、果物、魚や草花など主婦の日常をテーマにした創造あふれるアプリケ作品を多く残した。

(3) 宮脇檀(みやわき・まゆみ 1936-98)

宮脇晴・綾子の次男で建築家、エッセイスト(随筆家)。名古屋市に生まれ、東京芸術大学、東京大学大学院を修了後、1964年宮脇檀建築研究室(一級建築士事務所)を設立。書写の里・美術工芸館の建築設計者。

主な出品作品

宮脇晴作品12点、宮脇綾子作品 78点、宮脇檀作品 20点 計 約110点(予定)

(1) 宮脇晴 「家族」 1951年 油彩/カンヴァス 72.7×100cm  豊田市美術館蔵

宮脇晴「家族」の画像 
描かれているのは中央が妻の宮脇綾子、向かって左の猟銃を持っているのが次男(宮脇檀)で、制作年から綾子46歳、右側の長男19歳、次男15歳頃の様子が伺える。1930年代から没年までは特に家族や身近な風景をテーマにした作品を描き続けた。

(2) 宮脇綾子 「あんこう」 1975年 アプリケ 44.6×29.8cm  豊田市美術館蔵

宮脇綾子「あんこう」の画像
グロテスクな魚のあんこうをモチーフに、その形にとらわれずに、大好きなユーモアや遊びのこころを取り入れながら作品に仕上げたもの。

(3) 宮脇綾子 「いちじく」 1978年 アプリケ 42×32cm  豊田市美術館蔵

宮脇綾子「いちじく」の画像
8個のいちじくの実を囲むように大きないちじくの形で縁取った作品。素材の端切れにも異国情緒あふれるデザインのものが用いられている。

(4) 宮脇綾子 「うぐい」 1980年 アプリケ 38×36cm  豊田市美術館蔵

宮脇綾子「うぐい」の画像
ウグイはコイ科の淡水魚で、作品には魚や野菜など身近な素材をテーマにしたものが多い。いずれも「あ」のサインが入るが、これは綾子の「あ」、アプリケの「あ」、自然をよく観察してあっと驚く「あ」であると語っている。

(5) 宮脇檀 「書写の里・美術工芸館ドローイング(複製)」 1992年 43×36cm 当館蔵

宮脇檀「書写の里・美術工芸館ドローイング(複製)」の画像
当館断面のドローイング(製図)で、トレーシングペーパーに手書きで描いた後、色紙にコピーして、さらにパステルなどで色を重ねて彩色して仕上げたもの。(作品はその複製)


会期中のイベント

講演会「戦後から生まれた手芸」

平成30年11月25日() 13:30〜15:00
講師/山崎 明子さん(奈良女子大学生活環境学部准教授)
場所/会議室(定員50人)
備考/当日先着順(12:30から整理券配布)、講演会は無料ですが、展示をご覧になるには入館料が必要です。

ワークショップ「パッチワークでハガキ大の作品をつくる」

平成30年12月2日() 13:00-16:00
古布のパッチワークでハガキ大の額絵をつくります。
講師/樫木 和子さん(パッチワーク作家)
参加費/2,000円
定員/20人
会場/会議室

11月22日(木)までに往復はがきか応募専用サイトで申し込み。応募多数の時は抽選。
パッチワークの写真


展覧会チラシ A4表裏(PDF形式 1,691KB)

姫路市書写の里・美術工芸館
〒671-2201 姫路市書写1223番地  [ 地図 ]
電話 079-267-0301 ファックス 079-267-0304

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