姫路科学館>科学の話題>昆虫マンガ「カブちゃん」>第91話

姫路科学館・昆虫マンガ「カブちゃん」第91話

カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。
今回は、科学館だより100号記念です。

第91話~科学館だより 祝100号だよ!~

科学館だより 祝100号だよ!

バッタ博士のミニ知識【姫路科学館だより100号に寄せて】

 『姫路科学館だより』で好評連載中の昆虫マンガ「カブちゃん」より一足先に、『姫路科学館だより』が創刊第100号目を迎えました。ご愛読いただいている皆様に厚く御礼を申し上げます。
 さて、100といえば正に節目という感じがしますが、それは私たちが10進法で数を数えているからです。つまり、一、十、百、千、万・・・と桁が上がっていくのが私たちの普段の数の数え方なのです。
 ところで、コンピューターの世界では、2進法や8進法、16進法も有名ですね。例えば、10進法の100を2進法で表すと1100100、8進法では144、16進法では64となります。
 2進法では数字が0と1しかないので、10進法の0、1、2、3、4、5・・・は、0、1、10、11、100、101・・・と表されます。同様に8進法ならば、0、1、2、3、4、5、6、7、10、11・・・、16進法の場合には0~9の数字だけでは文字が足りないので、9の後にA~Fの6文字を付け加えます。つまり9の後は、A、B、C、D、E、Fとなり、Aが10進法では10となります。『姫路科学館だより』が次に目指す第110号の110なら6E、第200号の200ならC8となります。
 10進法以外で考えると、せっかくの第100号のありがたみが薄れてしまいますが、他にも時計でお馴染みの12進法や60進法など、私たちの世界にはいろいろな数の数え方があります。それぞれ、どのような場面で用いられているのかを考えてみると、とても興味深いですね。
 これからも『姫路科学館だより』を末永く宜しくお願い申し上げます。