姫路科学館>科学の話題>昆虫マンガ「カブちゃん」>第38話

姫路科学館・昆虫マンガ「カブちゃん」第38話

カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。

第38話~カブちゃん食べすぎには注意!~

カブちゃん食べすぎには注意!

バッタ博士のミニ知識【春の七草って?】

 「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」。
 「春の七草」という言葉は、新春の七草粥として食べることからよく耳にします。しかし、その七草の名前を聞いても、普段スーパーで見かける名前ではないので、どんな 植物かピンときませんね。身近な名前で言うと「すずな」はカブ、「すずしろ」はダイコンです。しかし、それ以外の5種類の植物は、普通は野菜として売られることはありません。 あえて言えば、畑の畦道などで目にする雑草なのです。
 1年を通じて、スーパーでどんな野菜も手に入るようになったのは現代のこと。野菜の旬は本来短いもので、特に1年で一番寒くなるこの時期に緑の葉をつけている、食べられる 「草」は決して多くはなかったのでしょう。季節感の失われている現代だからこそ、昔からの習慣を大切にしたいですね。