人間は火を使うことで文明を発展させるスタートをきりました。しかし、「火起こし」は決して簡単な技術ではありませんでした。
誰もが簡単に火をつけることができるようになったのはマッチの発明によると言っても過言ではありません。
本企画展では、マッチに隠された様々な科学の工夫と秘密を紹介します。また、希少なマッチラベルのコレクションも展示しています。
■主催 姫路科学館 ■協力 社団法人 日本燐寸工業会
■会期 2010年11月20日(土)〜12月12日(日) ■場所 1階特別展示室 ■観覧料 無料(常設展示観覧券またはプラネタリウム観覧券が必要)
人間が文明を持つ発端となった「火起こし」は、どのように実現されたのでしょう?
火起こしの最大の発明「マッチ」について、その歴史から科学的な工夫まで実物資料や映像で紹介します。
会場では、簡単な揚力実験装置やよく飛ぶ折り紙ヒコーキも紹介し、自由研究のヒントも発見できます。
また、希少なマッチラベルのコレクションも多数展示します。どこか懐かしいマッチの魅力を満喫して下さい。
なお、会期中の日曜日(13:30〜)には、(社)日本燐寸工業会の方から直接マッチの魅力を聞くことができる「マッチのおはなし会」も開催しています。姫路は、全国の7割を製造するマッチの生産地です。この機会に是非、マッチのひみつに触れて下さい。
火打石からマッチの発明まで火起こしの歴史を紹介します。火打石の体験もできます!
マッチに使われる薬品や軸木などの工夫を紹介します。防水マッチや防風マッチも展示します。
自分だけのオリジナルマッチ箱をデザインできます。
姫路周辺のマッチ産業を紹介します。
希少なマッチラベルを展示します。特に明治期の珍しいラベルを集めた蘭渓集「天下一品」は必見です。
マッチの軸木を使った模型を紹介します。
会期中の毎週日曜日には日本燐寸工業会からいらした講師より、マッチの秘密を直接聞くことができます。