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自分の望遠鏡を使ってみよう「望遠鏡で見ることができる星」

 暗くなるのを待って、望遠鏡をのぞいてみよう。でも、その前に…

望遠鏡で見えるもの

 星の図鑑などを見ると、きれいな星雲や銀河の写真がのっていますね。望遠鏡をのぞくとあんなものがみえるのかなぁ… と思ってる人がいると思いますが、
 実は「見えません!!」

 星雲や銀河の美しい姿は、写真に撮ってはじめてわかるもので、どんなに大きな望遠鏡でも、目で見ていると分からないのです。
 でもがっかりしないでください。小さな望遠鏡でも人間の目だけではわからない、ふしぎな世界をのぞくことができます。

小さな望遠鏡で楽しめるものは

 家庭用の小型望遠鏡で見ることができるのは、

  • 月のクレータ
  • 金星の満ち欠け
  • 木星の模様とガリレオ衛星
  • 土星の輪
  • 散開星団(星の集まってるところ)
  • オリオン大星雲
  • アンドロメダ銀河 などです。

見たい星の場所を知ろう

 「天気がいいから、望遠鏡で星を見よう」と思っても、月や惑星は一年の決まったときにしか見えません。いつごろ、どんな星が見えるのか? 本屋さんで雑誌を見たりして調べてください。もちろん、姫路科学館に相談してくれればお教えしますよ。