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天体写真と観測報告「2014年10月の太陽黒点」

2014年10月に、巨大な黒点群が見えるようになりました。太陽観察用の日食メガネを使うと、肉眼でもわかる大きさでした。

日ごとの写真

10月21日から28日までの写真です。クリックすると、大きな画像を見ることができます。

  白色像・全体 白色像・拡大 Hα像・拡大
  10cm屈折望遠鏡(1000mm)
+ニコンD7000
10cm屈折望遠鏡(1000mm)
+2倍テレプラス+ニコンD7000(トリミング)
15cm屈折望遠鏡(1800mm)
+Hαフィルタ+2倍テレプラス+ニコンD7000
23日 10月23日の太陽黒点 10月23日の太陽黒点  
24日 10月24日の太陽黒点 10月24日の太陽黒点 10月24日の太陽黒点
25日 10月25日の太陽黒点 10月25日の太陽黒点 10月25日の太陽黒点
26日 10月26日の太陽黒点   10月26日の太陽黒点
27日 10月27日の太陽黒点 10月27日の太陽黒点 10月27日の太陽黒点
28日  10月28日の太陽黒点 10月28日の太陽黒点 10月28日の太陽黒点

ピックアップ

黒点の移動ここ数日の太陽の写真を合成すると、太陽の自転によって、黒点が移動していく様子がわかります。

Hα像と白色像の太陽の違い人間の目で見える光(可視光線)と、目では見えない水素原子の出す光(Hα)で撮影した巨大黒点です。Hαの写真では、黒点の周りに複雑なガス流れがあるのが見えます。

  • (上)2014年10月24日 13時20分
  • 10cm屈折望遠鏡 +ニコンD5100
  • 露出1/4000秒
  • (下)13時27分
  • 15cm屈折望遠鏡+Hαフィルタ+ニコンD7000
  • 露出1/30 秒

Hαフィルターで見た太陽の姿水素原子の出す光(Hα)で撮影した、太陽の表面です。太陽の縁からは、プロミネンスというガスの噴き出しも見えます。

  • 13時37分
  • 15cm屈折望遠鏡+Hαフィルタ+ニコンD7000
  • 露出1/30秒と1/4秒を合成